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「英語力がキャリアアップの役に立った:92%」実際に英語力を活かせた場面は?
バイリンガル人材は、ご自身の専門スキルと語学スキルの両方が活かせる職場を希望していると思いますが、「語学力が実際の仕事でどれくらい武器になるのか」について、Daijob.comの登録者(日本国籍)を対象に調査を行いました。
まず「語学力がキャリアアップに役立ちましたか?」という質問に対して、「英語力が役に立った」と答えたのは、「TOEIC(R)860点以下:60%」「TOEIC(R)865点以上:92%」という結果になりました。スコアの高い方が、キャリアアップにより強く影響していることがわかります
キャリア形成の中で、英語力が活かされた場面について、実際のエピソードを聞いてみると、以下のような声があがりました。
■ 英語力が役に立ったエピソード
【日常の仕事編】
- プロジェクトを進めるうえで、社内スタッフとのコミュニケーションツールとして役に立った。
- 業務を進める上で、言葉に劣等感を感じない。
- 海外スタッフとのやり取りができるのと、ポジション的に総合的な分野だったので、その両面から日本支社の窓口的役割を果たせている。
- 海外赴任して、すぐに仕事ができた。
円滑に仕事を進めるツールの1つとして、英語力が活かされていることが多く、仕事を行う上での自信にもつながっているようです。
【就職・転職成功編】
- 「英語ができる」というだけで案件応募の幅が広がり、英語を使う某案件に参画できた。
- 希望職種への転職には実務経験が少なかったが、英語力を認められて採用された可能性が高いです。
- 前職では海外出張の仕事をさせてもらい、英語を話さなければいけない環境で少しずつ勉強を続け、その後ドイツ現地の多国籍な会社に転職できた。
- 留学経験を活かせる職種で就職して、海外で16年以上の駐在経験を持てた。
英語力が高いことで、働きたい仕事へ応募するハードルが低くなること、海外での活躍も期待できることがわかります。
また、語学力がキャリアアップの「役に立たなかった」と答えた方も、「TOEIC(R)860点以下:31%」、「TOEIC(R)865点以上:6%」の割合で存在していますが、どんな理由だったのでしょうか?
■ 英語力が役に立たなかったエピソード
- 会社にて英語を使用する機会が少ない。
- 単発で語学を使う場面はありますが、現在の職場ではキャリアアップにつながるほど活用場面がない。
- よほどのハイスコアと実力を持っていなければ評価などされないと実感した。
英語力があっても役に立たなかった理由は、シンプルに「発揮する場所がないから」という声が多かったです。まさに現在、その語学力と職場環境をマッチさせるため、転職活動を行っている人方もいらっしゃると思います。また、「よほどのハイスコアと実力を持っていなければ評価されない」というコメントもありました。「語学力」×「専門スキル」×「職場環境」が、マッチすることにより、仕事の能力を大きく伸ばせるチャンスになるため、希望する求人を見つけたときに備えて、語学力は常に磨いておきましょう!